こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」 の神崎則子です。

今月のテーマは、 「クリスマスに！米粉のミニシフォンケーキ」



まもなく迎えるクリスマスにおすすめの、マフィン型で気軽に作れる米粉のミニシフォンケーキをご紹介します。

今回使用するのは、焼成後の型抜きが容易な紙製の型。製菓材料店や100円ショップで購入できます。



ミニサイズなら少人数でも楽しめ、シフォン型がなくても作れます。

上質な KOME公の有機米で作った米粉 を使ったグルテンフリーのレシピをぜひお試しください。




【米粉のミニシフォンケーキ】
(材 料) 　直径6〜7cmマフィン型4個分
・ KOME公の有機米で作った米粉 　40g
・卵　2個 (卵黄と卵白に分ける)
・てんさい糖　35g (10gと25gに分ける)
・米油　15g
・無調整豆乳　30cc
・バニラエッセンス　少々
・塩　ひとつまみ

※ 米油の代わりに太白ごま油やサラダ油などクセのない油を用いてもよい。
※ 豆乳の代わりに牛乳か水でもよい。




(作り方)
1.　ボウルに卵黄・てんさい糖10gを入れ、泡立て器で白っぽくなるまでよく混ぜる。



2.　米油・豆乳の順に加え、そのつどよく混ぜる。



3.　米粉を加え、粉気がなくなるまで混ぜる。
小麦粉は混ぜすぎるとグルテンの作用で焼成後の生地が固くなりますが、米粉にはグルテンが含まれないため、ぐるぐるとしっかり混ぜても大丈夫。



4.　バニラエッセンスを加え、なめらかになるまで混ぜる。



5.　別のボウルに卵白・ひとつまみの塩を加え、ハンドミキサーで軽く泡立てる。



6.　てんさい糖25gを少しずつ加えながら、ピンと角が立つまで泡立て、固めのメレンゲにする。



7.　4に、6のメレンゲの1/3量を加え、ヘラで切るようにして混ぜる。



8.　7に、残りのメレンゲを加え、泡をつぶさないようにヘラで最小限に切り混ぜる。



9.　全体が均一に混ざり、ふんわりした状態になればOK。
混ぜすぎると生地のボリュームが無くなり、膨らみが悪くなるので注意。



10.　マフィン型の7〜8分目まで流し、 180℃に予熱したオーブンで10〜12分焼く。



11.　中心に竹串を刺し、何も付いてこなければ焼き上がり。焼き足りない場合、竹串に生の生地が付く。



12.　網の上で粗熱をとり、完全に冷めてから型を外す。




焼き上がりはふっくらと膨らんでいますが、オーブンから取り出すと多少しぼみます。

また、通常の大きな型で焼くシフォンケーキは、焼成後に自重でしぼむのを防ぐために型を逆さまにして冷ましますが、ミニサイズのマフィン型で焼いた生地は軽いので、逆さまにする必要はありません。



小麦粉の代わりに米粉を使ったシフォンケーキは、よりきめ細かくしっとりとやわらかい食感に仕上がります。
米粉の自然な甘みを生かすため、甘さは控えめにしています。

上手に焼けたら、クリスマスらしい簡単デコレーションに挑戦しましょう！


粉砂糖をふり、ホイップクリームやフルーツを添えるだけで素敵なクリスマスデザートプレートに。




ゆるめのホイップクリームをたっぷりのせ、上に苺を飾ればクリスマスキャンドル風ケーキに。




全体にホイップクリームをぬり、ミニマシュマロをスノーボールに見立ててトッピングすればホワイトクリスマスケーキに。



シフォンケーキの材料はとてもシンプルなので、素材のよさが味の決め手。

今年のクリスマスには、最高級の有機米を贅沢に使った KOME公の有機米で作った米粉 のシフォンケーキをぜひお試しください。