こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」 の神崎則子です。

今月のテーマは、 「かぼちゃのハロウィンリゾット」



ハロウィンのホームパーティに映えるカラフルなオレンジ色のかぼちゃリゾットをご紹介します。



国産かぼちゃの甘みが増して食べ頃を迎えるこの時期、ぜひ作っていただきたいほっこり美味しいレシピです。

サクサクと香ばしいオバケかぼちゃのトッピングもお楽しみください。



【かぼちゃのハロウィンリゾット】
(材 料) 　2〜3人分
米　1合
かぼちゃ(正味)　150g
玉ねぎ　1/2個
生ハム　30g
バター　10g
ブイヨン顆粒　小さじ2
粉チーズ　大さじ2

【オバケかぼちゃの飾り】
粉チーズ　大さじ2
焼き海苔　適量
生ハム　2枚



(作り方)
1.　米は傷つけないようにやさしく研ぎ、ザルに広げて30分以上置き、乾かしておく。



2.　かぼちゃは皮と種を除き一口大に切って耐熱皿に入れ、大さじ2杯の水を回しかけ、蓋をして電子レンジ（600W）で2〜3分、柔らかくなるまで加熱する。



3.　かぼちゃが熱いうちにフォークでつぶし、ペースト状にする。



4.　玉ねぎはみじん切り、生ハムは粗く刻む。生ハムはキッチンバサミで刻むと簡単。



5.　鍋に600ccの水を沸かし、ブイヨン顆粒を加えて溶かし、熱い状態にしておく。



6.　別の鍋にバターを熱し、中火で玉ねぎと生ハムを炒める。



7.　 1の米を加え、さらに1分ほどよく炒める。米の表面を焼き固めることで煮崩れが防げる。



8.　 7に米がひたる量の熱いブイヨンを加える。
ブイヨンは必ず熱々で。冷たいと鍋の温度が上がるまでに時間がかかり、米のでんぷん質が溶け出して粘りが出る。



9.　塩・こしょうで味をととのえ、中火で10分煮る。 途中で汁気が少なくなったら、熱いブイヨンを適量加えてやさしく混ぜる。これを数回繰り返す。

10.　10分たったら、3のかぼちゃペーストを加え、全体にムラなく混ぜながらさらに1〜2分ほど煮る。



11.　火を止め、粉チーズを加えて混ぜる。かぼちゃリゾットの出来上がり。



かぼちゃはあらかじめペースト状にし、お米がほぼ煮えた後に加えることで焦げ付かず、色鮮やかでクリーミィなリゾットに仕上がる。



12.　オバケかぼちゃの飾りを作る。テフロン加工のフライパンに粉チーズを薄く広げ、弱火で焼く。



13.　パリッと固くなり焼き色が付いたら網の上に取り出し、小さく切った焼き海苔を貼ってオバケかぼちゃに見立てる。



14.　リゾットを器に盛り付け、生ハム・粉チーズ・オバケかぼちゃをトッピングする。



リゾットに向くお米の品種は、粘りが出にくいあっさり系の「ササニシキ」、「ササシグレ」、「亀の尾」。



かぼちゃの甘さに負けない濃厚な旨みの「コシヒカリ」、「つや姫」もおすすめです。



とろりと甘いかぼちゃのリゾットに、塩気の効いた生ハムがアクセントになり、どなたにも喜ばれるおいしさです。



栄養豊富なかぼちゃをたっぷり使ったリゾット、このハロウィンシーズンにぜひお試しください。