こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」 の神崎則子です。

今月のテーマは 「米粉でもっちり！うなぎもどき」



甘辛いタレと香ばしさが食欲そそるうなぎの蒲焼き。

うなぎは栄養価が高く夏バテ防止におすすめですが、年々価格が上がり、今やすっかり高級食材になってしまいました。

そこで今回は、身近な豆腐・山芋・ KOME公の有機米で作った米粉 で作る“うなぎもどき“をご紹介します。



見た目はうなぎの蒲焼きそっくりですが、植物性食品のみで作る栄養豊富で消化の良いもどき料理です。

ポイントはつなぎに米粉を加えること。
生地がまとまりやすくもちもち食感に仕上がります。

特別な道具を使わずに作れる簡単レシピ、この夏休みにぜひお試しください。



【うなぎもどきの蒲焼き】
(材 料) 　2〜3人分
木綿豆腐 1丁（300g）
山芋　100g
KOME公の有機米で作った米粉 　20g
白すりごま　大さじ1
焼き海苔　1枚
塩　少々
EX.V.オリーブオイル　適量
★ 醤油　大さじ2
★ みりん　大さじ2
★ 日本酒　大さじ2
★ てんさい糖　大さじ1
★ 水　大さじ2
★ KOME公の有機米で作った米粉 　小さじ1/2




(作り方)
1.　豆腐は2cm幅に切り、清潔なふきん又はペーパータオルで包み、さらに2枚のバットの間に挟み、1kg程度の重石をして冷蔵庫で1時間ほど水切りする。



2.　山芋は皮をむきすりおろす。



3.　1の豆腐をポリ袋に入れ、手でよく揉んでペースト状にする。



4.　3に、2の山芋・米粉・白すりごま・塩を加え、さらによく揉んで混ぜる。



5.　豆腐の塊や米粉のダマがなくなり、全体が均一に混ざればOK。



6.　焼き海苔を6等分に切り、裏面（ざらざらした面）を上にする。



7.　5のポリ袋の片方の角をハサミでカットし、6の上に絞る。



8.　ヘラなどで平らにならし、包丁でしま模様をつける。



9.　EX.V.オリーブオイルを熱した弱〜中火のフライパンで、8の両面を焼く。



10.　両面に香ばしい焼き色がついたら、余分な油をペーパータオルでふきとる。



11.　合わせておいた★印を加え、強めの中火でひと煮立ちさせ、全体に絡ませる。



12.　出来上がり！あれば粉山椒を振る。



タレに米粉を加えることで絶妙なとろみがつき、本物の蒲焼きのような照りが出ます。

熱々の白ごはんにうなぎもどきをのせ、残ったタレをかければまるでうな丼！



ふわとろ食感のうなぎもどきに艶やかで濃厚なタレがしっかり絡み、食欲がない時でもするっと食べられてしまいます。

彩り野菜を添えてワンプレートランチにするのもおすすめです。



食欲が落ちる夏にイチオシのお米の品種は、上品であっさりした味わいの 「ササニシキ」 、 「ササシグレ」 。



粘りが少なくベタつきにくいので、タレをたっぷりかける丼ものにも最適です。

次回の土用の丑の日は8月5日。
グルテンフリーの米粉と健康効果の高い豆腐・山芋で作るお手軽なうなぎもどきをぜひお試しください。