こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」 の神崎則子です。

今月のテーマは 「夏のランチに！ハワイのポキ丼」



「ポキ（poke）」 とは、ハワイを代表するローカルフードで、一口大に切ったマグロなどの刺身を醤油ベースの調味料で和えたもの。

これを白ごはんにのせて ポキ丼（poke bowl） にするのが定番の食べ方です。



ちなみに、ポキとはハワイ語で「切る」という意味もあるそう。

火を使わず時短で完成するさっぱり丼は夏のランチに最適。
身近な材料で作れるのでぜひお試しください。


【基本のポキ丼】



(材 料) 　2人分
マグロの刺身（赤身） 200g
大葉　2枚
［A］醤油 大さじ2
［A］ みりん　大さじ1/2
［A］ ごま油　大さじ1
［A］ わさび　小さじ1
白ごま・スプラウト・刻み海苔　各適量
白ごはん　2膳分




(作り方)
1. まぐろの刺身は2cm角に切る。大葉は千切りにする。



2. ［A］の調味料をあわせる。わさびの量はお好みで加減する。



3. 1のマグロに2を加えてあえる。



4. 器に白ごはんを盛り、3のポキをのせる。白ごま・スプラウト・刻み海苔を散らして完成。


基本のポキ丼はアレンジも自由に楽しめます。

【アボカド＆温度卵の濃厚ポキ丼】



さっぱりした味わいのポキは、とろりと濃厚なアボカドと温度卵との相性抜群。
マグロの代わりにサーモンの刺身でも美味です。


【シラチャーソースのピリ辛ポキ丼】



ハワイで大人気の唐辛子ソース「シラチャーソース」でピリ辛味に。



タイ発祥のシラチャーソースはとても辛いので、ここでは3〜4倍量のマヨネーズとあわせ、お好きな量をポキ丼にかけていただきます。




【EX.V.オリーブオイルの爽やかポキ丼】



ごま油の代わりに同分量のEX.V.オリーブオイルを使い、トマトやスライスオニオンを添えるとフレッシュな味わいのポキ丼に。
※ ごま油以外の［A］の調味料は同分量加えてください。

あればバルサミコ酢かレモン汁を小さじ1杯ほど加えるとよりさっぱりといただけます。



ハワイではマグロのポキが一番メジャーですが、使うお魚に決まりはありません。
カツオ・サーモン・ホタテなどお好みのお刺身でお試しください。

最後に、ポキ丼におすすめのお米の品種は、あっさり系の 「ササニシキ」、「ササシグレ」、「さわのはな」、「亀の尾」
。 さっぱりした上品な味わいで夏にぴったりの品種です。



また、オールマイティ系の 「雪若丸」、「ひとめぼれ」、「風さやか」、「ななつぼし」、「山形９５号」 もおすすめ。
ほどよいもちもち食感でどんな料理にもよく合います。

日本人も大好きなお刺身と白ごはんの組み合わせは夏のランチにぴったり！
ぜひお試しください。